統合研究拠点での研究
神戸大学統合研究拠点では、計算科学分野、バイオテクノロジー分野、医療など、さまざまな分野横断型の共創研究に取り組んでいます。
現在進められている研究は、以下の研究になります。これらの研究を通して、世界最高水準の異分野共創型教育研究拠点の構築を目指しています。
研究一覧
※各研究内容をクリックすると詳細のページへ移動します。
研究内容 | 研究代表者 |
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統合バイオファウンドリ研究 | 近藤 昭彦、蓮沼 誠久 |
先端膜工学研究 | 松山 秀人 |
惑星科学国際教育研究 | 牧野 淳一郎 |
散乱場理論研究 | 木村 建次郎 |
ゲノム編集研究 | 近藤 昭彦、西田 敬二 |
次世代バイオロジクスのプロセスサイエンス研究 | 内田 和久 |
電磁耐性量子集積エレクトロニクス・イノベーション | 永田 真 |
創発生命工学・国際研究 | 田口 精一 |
未来世紀都市学研究 | 上東 貴志 |
AI・デジタルヘルス科学分野 | ー |
関連組織
次世代バイオ医薬品製造技術研究組合
少子高齢化が加速するわが国ではがん・生活習慣病等の増加が問題となっており、これまでの化合物医薬品とは異なるバイオ医薬品への期待が高まっている。そのバイオ医薬品は複雑な構造を持つタンパク質であるため、様々な高い技術が上手く集積出来なければ製造することは難しい。
そのような状況下、次世代バイオ医薬品製造技術研究組合は、国内の43もの企業・大学・公的研究機関・団体の叡智を結集し、この統合研究拠点(アネックス棟)において複雑で多機能なバイオ医薬品(抗体医薬)を国際基準に適合して製造するための高度・高効率な次世代の製造技術の構築を目指している。
システム情報学研究科計算科学教育研究センター
計算機シミュレーションを用いた研究教育の推進、及び将来の計算科学技術に関わる人材育成等を目的とした計算科学やハイパフォーマンスコンピューティング技術に関する研究教育拠点。
一般社団法人バイオロジクス研究・トレーニングセンター:BCRET
バイオロジクス分野(バイオ医薬、遺伝子治療、細胞治療、mRNAワクチンなど)の開発、製造及び分析に関連する教育を実施し、産・官・学で協力して、当該分野の産業を推進する人材を育成することを目的に設立された国内唯一の機関である。
製薬企業やそれに関連する企業人、バイオロジクスの審査やGMP適合性調査に関わる国内の審査官・査察官及びアジアの査察官などを対象に、細胞培養や精製技術などの実習を中心とした講習を通じて人材の育成を行っている。厚労省やPMDA、製薬協、AMEDなど、多くの組織と連携して活動しているのも特徴の一つである。