未来世紀都市学研究

研究代表者

上東 貴志

研究概要

災害などの外生的リスクに備え、百年の計、千年の夢を描ける新しい生活空間と環境のグランドデザインを提供できる文理融合の未来世紀都市学を構築する。本事業を核に、近隣の自治体(神戸市、兵庫県、国土交通省近畿地方整備局)、研究機関(理化学研究所計算科学研究センター:R-CCS、防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター:E-Defense、海洋研究開発機構:JAMSTEC)及び民間企業(阪神高速道路株式会社)とマスコミ(神戸新聞社)との連携を推進し、成果の還元と社会実装を実現する。

本事業は、(1)全学における防災・減災研究を集約し、文理融合による安全安心の都市レジリエンス学を構築し、もって、これまでの防災減災から次代の安全安心で持続可能な都市ビジョンを創生する。(2)地域協働型防災減災連携拠点を整備して、成果の社会実装と連携先の外部研究機関との相乗効果により研究深化を図る。(3)道場「未来社会創造研究会」を内包し、融合の学理を考究することにより、学際的な文理融合を確かなものにすることを目的として、災害などの多様なリスクに対する都市での生活と活動の強靭化を図るという喫緊にして重大な社会課題の解決に向かうものである。

未来世紀都市学研究アライアンス