電磁耐性量子集積エレクトロニクス・イノベーション

研究代表者

永田 真

研究概要

次世代の情報通信技術(ICT)を担う量子技術と無線技術の発展に資するため、極低温動作および高電磁耐性を特徴とする集積化エレクトロニクスの設計法および構成法について研究開発を推進するとともに、科学技術イノベーションを目指す。

我が国の推進する量子技術イノベーション戦略のもと、量子コンピュータ等を具現化する技術として、極低温動作による半導体量子集積エレクトロニクスの設計法を導出し、とりわけ、誤り耐性型汎用量子コンピュータに向けた極低温CMOS半導体集積回路システムを構築する。
また、量子技術により飛躍的に向上する情報処理能力とバランスする安全・安心なスマート社会の発展を鑑み、自律移動体の産業応用に着目して、無線通信の高度利用と電磁セキュリティを支える電波環境技術を探求する。

「電磁耐性量子集積エレクトロニクス・イノベーション」では、これらの研究の取組みを有機的に関連付け、極低温下の微弱な量子信号処理と超高感度の無線通信処理を融合し、電磁耐性と電磁セキュリティに優れた量子集積エレクトロニクス技術を創出する。

電磁耐性量子集積エレクトロニクス・イノベーション



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